悔しさを燃料にしてきた50代が、結果が出たら抑えてた感情が噴き出した話

50代のリアル

最近、なんかブルーなんだよね

eBayの売上は順調。派遣の仕事も安定してる。数字だけ見たら、この1年で一番いい状態かもしれない。

なのに、なんか調子悪い。

夜中にふと目が覚めて、考えなくていいことを考えちゃう。昔のこと。家族のこと。7〜8年会ってない、あの人たちのこと。

最初は「疲れてんのかな」と思ってた。でも違った。

結果が出始めたから、抑えてた感情が浮上してきたんだと思う。

正月の決裂

7〜8年前の正月。久しぶりに実家に帰った。

その年、俺は14年勤めた会社で社長賞をもらってた。やっと胸張って帰れる。そう思ってた。

でも実家の話題は弟一色だった。

弟は派遣から偶然、従業員1人の小さな会社の社長になってた。「東京で社長!」「すごいねえ!」って、親戚中がもてはやしてる。

俺の話?誰も聞かない。

姉が言った言葉が今でも忘れられない。「工場で働くような仕事しなくてよかったね」って。弟のことを褒める文脈で。

俺、製造業のエンジニアなんだけど。

弟の嫁には鼻で笑われた。なんで?って今でも分からない。

最終日、我慢できなくなった。「馬鹿にすんな」ってブチ切れた。それ以来、会ってない。

7〜8年、音信不通

父親は高齢になった。弟も最近ボロボロらしい。人づてに聞いた。

どうしてるかな、とは思う。

でも連絡する気にはなれない。罪悪感、寂しさ、怒り。全部混ざって、自分でも整理できない。

だから蓋をしてた。仕事に集中することで。

「悔しさ」で走ってきた

思えば、ずっと悔しさを燃料にしてきた。

14年勤めた会社では、スキルはついた。でも人格否定もされた。パニック症状も出た。辞めた後も「見返してやる」って気持ちで動いてた。

家族に馬鹿にされた悔しさも同じ。

「いつか分からせてやる」「結果出して黙らせてやる」

その気持ちで、eBayも派遣も頑張ってきた。実際、それで結果は出た。

でもさ。

結果が出たら、燃料が切れた

最近、悔しさが薄れてきたんだよね。

eBayは月の利益が安定してきた。派遣も評価されてる。50歳で「依存しない働き方」が少しずつ形になってきた。

証明したかったことは、もう証明できてる気がする。

そしたら、抑えてた感情が出てきた。家族のこと。あの正月のこと。父親のこと。

悔しさで蓋をしてたんだな、と気づいた。

次のステージへの兆候

これ、たぶん次のステージへの兆候なんだと思う。

「見返すため」から「自分のため」へ。

過去の整理が、勝手に始まってる。脳が「もうそろそろ向き合っていいよ」って言ってる感じ。

正直、まだ整理できてない。家族と連絡取るかも分からない。取らないかもしれない。

でも、一つだけ分かったことがある。

完璧に解決しなくていい。

向き合おうとしてる、その事実だけで前進なんだと思う。

50代、まだまだ途中。感情の整理も、働き方も、全部途中。

でも、悔しさ以外の燃料で走れるようになったら、もっと遠くまで行ける気がしてる。