2023年3月27日から、旅券(パスポート)の更新申請がオンラインでできるようになります。これまでは都道府県などの窓口に出向いて書類提出が必要でしたが、オンラインでの手続きによって、より手軽にパスポートの更新が可能になります。この記事では、オンラインでのパスポート更新申請に必要な手続きや注意点について詳しく解説します。
1. パスポート更新申請とは?
パスポート更新申請は、有効期限が切れたパスポートを新しいものに更新するための手続きです。パスポートの有効期限は、10年間です。有効期限が切れた場合、新しいパスポートを申請する必要があります。また、旅行などでパスポートが紛失した場合にも、新しいパスポートを申請する必要があります。
2. オンラインでのパスポート更新申請方法
オンラインでのパスポート更新申請は、政府が運営するマイナポータルとマイナンバーカードを利用します。以下の手順に従って、オンラインでの手続きを行ってください。
2-1. マイナポータルへのログイン
まず、マイナポータルにログインします。マイナポータルは、国民向けの個人情報ポータルサイトです。以下のURLからアクセスできます。
ログインするには、マイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードを持っていない場合は、住民票とマイナンバーが記載された通知カードが必要です。
2-2. パスポート更新申請の手続き
マイナポータルにログインしたら、以下の手順に従って、パスポート更新申請の手続きを行ってください。
- 「パスポートの更新・再発行」を選択
- 「パスポート申請」を選択
- 必要事項を入力
- 申請書を作成し、PDFファイルで保存
- 申請書をマイナポータルにアップロード
- 申請書を確認し、申請を完了する。 以上の手順で、オンラインでのパスポート更新申請が完了します。申請書の作成や添付書類のアップロードに不安がある場合は、事前に窓口での手続きについて確認しておくことをおすすめします。
2-3. 申請書類の提出
オンラインで申請書を作成・アップロードした後、以下の手順で申請書類を提出してください。
- 住民登録する都道府県の窓口に出向き、必要書類を提出する。
- 申請書類に必要な書類は、以下の通りです。
- パスポート
- 写真(証明写真)
- 住民票
- マイナンバーカード
- 申請書
申請書類を提出したら、パスポートは郵送で受け取ることができます。ただし、窓口での受け取りも可能です。
3. 注意点
オンラインでのパスポート更新申請には、以下のような注意点があります。
- マイナンバーカードが必要:マイナポータルにログインするためには、マイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードを持っていない場合は、住民票とマイナンバーが記載された通知カードが必要です。
- 申請書類の提出が必要:オンラインでの手続き後、申請書類を窓口に提出する必要があります。
- 証明写真の注意:申請に必要な証明写真は、以下の条件を満たしている必要があります。
- 最近6か月以内に撮影されたもの
- カラー写真で、顔がはっきりと写っているもの
- 3.0cm×2.4cmの大きさで、顔の上部から髪の毛の先端までが写っているもの
- 背景が白で、光沢のある写真用紙に印刷されたもの
4. まとめ
2023年3月27日から、旅券(パスポート)の更新申請がオンラインでできるようになります。オンラインでの手続きには、マイナポータルとマイナンバーカードが必要です。手続き後には、窓口で申請書類の提出が必要です。証明写真にも注意が必要です。オンラインでの手続きには、手軽さがある一方、注意点も多いので、事前に十分に確認しておくことが大切です。
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