海外で見つけた「SaaS6回目の挑戦者」の話が気になった
最近、海外の起業家コミュニティを眺めるのが日課になってきた。
英語は得意じゃないけど、翻訳ツールを使えばなんとかなる時代だよね。
で、先日Redditの「indiehackers」っていうコミュニティで見つけた投稿が目に留まった。
「3年間で5つのSaaSを作って、今6つ目を作ってる。これが俺の学んだこと」みたいなタイトル。
35件もコメントがついてて、かなり盛り上がってる。
SaaSって聞いたことある人も多いと思う。
Software as a Serviceの略で、月額課金型のウェブサービスのこと。
NetflixとかSpotifyとか、ああいうサブスク型のサービスをイメージしてもらえればいい。
それを個人で作って、月に数十万円〜数百万円稼いでる人が海外にはゴロゴロいるらしい。
正直、最初は「へー、すごいね」で終わりそうだった。
でも、50代の自分にとってこれが現実的なのかどうか、ちょっと深掘りしてみたくなった。
派遣エンジニアとして働きながら、eBay輸出とブログで副収入を作ろうとしてる自分。
SaaSも選択肢に入るなら、検討してみる価値はあるかもしれない。
そんな気持ちで、今回はこの「個人SaaS開発」について掘り下げてみることにした。
そもそもSaaSビジネスって何をするの?
簡単に言うと、ウェブ上で動くサービスを作って、月額で使ってもらうビジネス。
たとえばこんな感じ。
・請求書を自動作成するツール
・SNSの投稿を予約できるツール
・顧客管理ができるツール
・タスク管理ツール
大企業が作るような大規模なものじゃなくて、ニッチな悩みを解決する小さなツール。
これを「マイクロSaaS」と呼んだりする。
海外では、一人で作って一人で運営して、月に100万円以上稼いでる人もいる。
今回見つけた投稿の人も、3年で5つ作ってきたってことは、いろいろ試行錯誤してきたんだろう。
成功したものもあれば、失敗したものもあるはず。
それでも6つ目に挑戦してるってことは、手応えを感じてるんだと思う。
ビジネスモデルとしては、こういう流れ。
1. 困ってる人がいる問題を見つける
2. それを解決するツールを作る
3. 月額で使ってもらう
4. 顧客が増えれば、毎月安定した収入になる
いわゆる「不労所得」に近いイメージで語られることが多い。
でも、実際は作って終わりじゃなくて、サポートとか機能追加とか、やることは結構ある。
50代日本人にとっての現実的な壁を考えてみた
さて、ここからが本題。
海外で流行ってるからって、50代の日本人に合うとは限らない。
冷静に壁を洗い出してみた。
壁その1:プログラミングスキル
これが一番大きい。
SaaSを作るには、ウェブアプリを開発するスキルが必要。
フロントエンド(見た目の部分)とバックエンド(裏側の処理)、両方できないといけない。
さらにデータベースの設計、サーバーの設定、セキュリティ対策。
正直、これを50代からゼロで始めるのはかなりハード。
自分は派遣エンジニアだからある程度の知識はあるけど、それでもSaaSをゼロから作るとなると話は別。
最近はノーコードツールもあるけど、本格的なSaaSを作るには限界がある。
壁その2:英語力と市場の違い
海外で成功してるSaaSは、基本的に英語圏向け。
英語ができれば、市場が一気に広がる。
でも日本語だけだと、市場が10分の1以下になる。
しかも日本人は月額サービスにお金を払うことに慎重な人が多い。
無料ツールが溢れてる中で、わざわざお金を払ってもらうのは大変。
壁その3:時間と体力
SaaSを作るには、まとまった時間が必要。
本業がある中で、夜や週末に開発を続けるのは体力的にきつい。
50代になると、若い頃みたいに無理がきかなくなってくるよね。
自分も夜更かしすると翌日に響くようになった。
壁その4:マーケティングスキル
作っただけじゃ誰も使ってくれない。
どうやって見込み客を見つけて、どうやって使ってもらうか。
SNSでの発信、SEO、広告運用。
技術だけじゃなくて、マーケティングもできないといけない。
これがまた別のスキルセットなんだよね。
壁その5:サポート対応
お金を払ってくれるお客さんがいれば、当然サポートが必要になる。
「動かないんだけど」「こういう機能ほしい」みたいな問い合わせ。
一人でやってると、これが地味に大変。
本業やりながら、すぐに対応するのは難しい。
判定:50代日本人がそのまま真似するのは難しい
正直に言うと、海外のSaaS成功者をそのまま真似するのは現実的じゃない。
理由をまとめると、
・プログラミングスキルの習得に時間がかかりすぎる
・日本語市場だけでは規模が小さい
・本業との両立が体力的に厳しい
・マーケティングまで一人でやるのは無理がある
海外の投稿者は、おそらく20代〜30代で、プログラミングが本業の人だと思う。
3年で5つ作れるってことは、かなりの開発スピードがある。
50代から始める自分たちとは、スタート地点が違いすぎる。
だから、「SaaSで稼ごう」っていう話を鵜呑みにするのは危険。
でも、完全に否定するわけでもない。
アレンジ次第では、50代でも参入できる道はあると思う。
アレンジすれば使える部分もある
全否定じゃなくて、使えるエッセンスを抜き出してみた。
アイデア1:既存サービスの代理店になる
自分でSaaSを作るんじゃなくて、既存のSaaSを紹介して手数料をもらう。
アフィリエイトに近い形。
これなら開発スキルは不要。
海外のSaaSには、紹介報酬プログラムを用意してるところが多い。
自分のブログやSNSで紹介して、登録してもらえれば収入になる。
アイデア2:ニッチな課題解決に特化する
もしプログラミングができるなら、超ニッチな課題に絞る。
たとえば「eBayセラー向けの在庫管理ツール」とか。
自分が使いたいものを作って、同じ悩みを持つ人に使ってもらう。
市場は小さいけど、競合も少ない。
月に数万円でも安定収入になれば、副業としては成功だよね。
アイデア3:AIツールを活用して開発を加速する
最近はChatGPTとかClaudeとか、AIがコードを書いてくれる時代。
完璧じゃないけど、開発の補助にはなる。
50代でも、AIを使いこなせれば開発スピードは上がる。
ただ、基礎的なプログラミング知識がないと、AIが書いたコードの良し悪しが判断できない。
だから、まずは基礎を学んでからAIを活用する流れがいいと思う。
アイデア4:チームを組む
一人でやろうとするから大変なわけで。
開発ができる人と組んで、自分はマーケティングやサポートを担当する。
50代の強みは、社会経験と人脈。
若いエンジニアと組んで、ビジネス面を担当するのも一つの形。
50代の自分たちにできることを考えてみた
SaaSにこだわる必要はないんだよね。
海外で流行ってるからって、それが正解とは限らない。
50代の日本人には、50代の日本人に合ったやり方がある。
自分の場合は、eBay輸出とブログを選んでる。
理由は、
・プログラミングができなくても始められる
・小さく始めて、徐々にスケールできる
・日本の強み(日本製品、日本文化)を活かせる
・体力的に無理なく続けられる
SaaSみたいな華やかさはないけど、地道に積み上げられる。
50代からの副業って、派手な一発逆転より、着実に積み上げる方が合ってると思う。
もちろん、プログラミングが得意な人は挑戦してみる価値はある。
でも、そうじゃない人が無理して手を出す必要はない。
自分の強みを活かせる領域を選ぶのが大事だよね。
まとめ:海外のトレンドは参考程度に、自分に合った道を探そう
今回、海外で話題のSaaSビジネスを検証してみた。
結論としては、50代日本人がそのまま真似するのは現実的じゃない。
プログラミングスキル、英語力、時間と体力。
クリアすべき壁が多すぎる。
でも、海外の起業家たちの考え方から学べることはある。
「小さな課題を解決するツールを作る」「継続収入を目指す」という発想は、別の形で活かせる。
自分みたいにeBay輸出やブログをやってる人なら、そこで得た知識を情報発信に活かすとか。
派遣エンジニアなら、本業のスキルを副業に転用するとか。
海外のトレンドは「へー、そんなことやってる人もいるんだ」くらいの参考にして、自分に合った道を探していこう。
50代からでも、依存しない働き方は作れる。
焦らず、自分のペースで積み上げていくのが一番だと思う。
