海外のネット起業家が正直すぎる失敗談を公開していた
最近、海外の掲示板Redditを眺めていたら、すごく興味深い投稿を見つけた。
「6つのSaaSを作って、顧客ゼロだった。その理由を教えるよ」
SaaSっていうのは、月額制のWebサービスのこと。最近よく聞くサブスク型のソフトウェアだよね。
この投稿、なんとコメントが139件もついていて、かなりの注目を集めていた。海外のインディーハッカー(一人で起業する人たち)のコミュニティで話題になっていたんだ。
普通さ、こういう投稿って「月収100万円達成!」みたいな成功談が多いじゃん。でもこの人は違った。6つも作って、全部ダメだったって正直に言ってる。
これ、めちゃくちゃ価値のある情報だと思ったんだよね。
成功談って再現性が低いことが多い。運とかタイミングとか、その人だけの特殊な状況があったりする。でも失敗談は違う。「これをやったらダメ」っていうのは、誰にでも当てはまることが多いから。
しかも50代のおっさんである俺にとって、若い人たちがどこでつまずいているのかを知るのは、すごく参考になる。同じ失敗を避けられるかもしれないからね。
今日はこの海外の失敗談をもとに、50代の日本人がネットで副業をするときに気をつけるべきポイントを考えてみたいと思う。
そもそもSaaSビジネスって何をするの?
まず、SaaSビジネスについて簡単に説明しておくね。
SaaSは「Software as a Service」の略。日本語にすると「サービスとしてのソフトウェア」ってことになる。
具体的にいうと、NetflixとかSpotifyみたいに、毎月お金を払って使うWebサービスのこと。ビジネス向けだと、会計ソフトのfreeeとか、チャットツールのSlackなんかがそうだよね。
なんでこれが副業として人気かというと、一度作ってしまえば、あとは自動的にお金が入ってくる可能性があるから。
不労所得に近いイメージで、海外では「パッシブインカム」って呼ばれてる。
でも現実はそんなに甘くない。
今回話題になっていた投稿の人は、6つもサービスを作ったのに、一人も有料顧客がつかなかったわけだ。
なぜ6つ作っても顧客ゼロだったのか
海外の投稿やコメントの反応を見ていると、だいたいこんなパターンで失敗することが多いみたい。
まず一つ目。「作ることが目的になっている」問題。
プログラミングができる人って、作ること自体が楽しいんだよね。新しい技術を試したい、こんな機能を実装してみたい、そういうモチベーションで開発を始める。
でも肝心の「誰がお金を払って使うのか」を考えていない。
これ、エンジニアあるあるらしい。技術的にはすごいものを作っても、実際に困っている人がいなければ売れない。
二つ目。「マーケティングをしていない」問題。
作っただけで終わり。告知もしない、広告も出さない、SNSでの発信もしない。
「良いものを作れば自然と広まる」と思っているパターン。残念ながら、今の時代はそうじゃない。どんなに良いサービスでも、存在を知られなければ使われない。
三つ目。「競合を見ていない」問題。
自分が思いついたアイデアって、だいたい誰かがすでにやっている。しかも、何年も前から改良を重ねているライバルがいる。
後発で勝つには、明確な差別化が必要なんだけど、そこを考えずに「俺も作ってみよう」で始めてしまう。
50代の日本人がSaaSビジネスに挑戦するときの現実的な壁
さて、ここからが本題。
海外で話題のSaaSビジネス、50代の日本人にとって実際にできるのか検証してみよう。
正直に言うと、かなり厳しい壁がいくつかある。
まず、プログラミングスキルの問題。
SaaSを作るには、それなりのプログラミング能力が必要。Webアプリケーションを一から構築して、サーバーを管理して、セキュリティも考えて、決済システムも組み込んで。
俺は派遣エンジニアをやっているから多少は分かるけど、それでもゼロからSaaSを作れと言われたら、かなりの勉強が必要だと思う。
プログラミング未経験の50代が、ここから始めるのは正直キツい。
最近は「ノーコードツール」っていって、プログラミングなしでWebサービスを作れるものもある。BubbleとかGlideとか。でもこれも、使いこなすにはそれなりの学習時間がかかる。
次に、英語の問題。
SaaSビジネスの情報って、ほとんどが英語なんだよね。海外のRedditで情報収集するにも、英語が読めないと厳しい。
Google翻訳とか使えばなんとかなるけど、ニュアンスが分からないことも多い。
そして何より、グローバルに展開しようと思ったら、英語でサービスを提供しないといけない。日本市場だけだと、パイが小さすぎるから。
さらに、時間の問題。
SaaSを作るには、数百時間の開発時間が必要。仕事をしながら、家庭もあって、そこから副業の時間を捻出するのは大変。
しかも、作ったあとも継続的なメンテナンスが必要。バグ修正、機能追加、サーバー管理、カスタマーサポート。
一人でやるには限界がある。
最後に、資金の問題。
サーバー代、ドメイン代、各種ツールの利用料。毎月数千円から数万円はかかる。売上がゼロでも、この固定費は出ていく。
6つ作って全部失敗したら、かなりの赤字になるよね。
判定:50代にSaaSビジネスはおすすめできない(ただし例外あり)
結論から言うと、50代の日本人がゼロからSaaSビジネスを始めるのは、おすすめできない。
理由は明確で、学習コストが高すぎるから。
プログラミング、マーケティング、デザイン、カスタマーサポート、英語。これだけのスキルを身につけるのに、何年かかるか分からない。
50代って、正直なところ、残り時間を意識する年齢でもある。20代なら「とりあえず挑戦してみよう」でいいけど、俺たちはもう少し戦略的に動かないといけない。
ただし、例外もある。
すでにプログラミングスキルがある人。IT業界で働いてきて、Webアプリケーションの開発経験がある人なら、チャレンジする価値はあるかもしれない。
あと、ニッチな業界知識を持っている人。
たとえば、建設業界で30年働いてきた人が、その業界特有の課題を解決するツールを作る。これなら、若いエンジニアには作れないものが作れる可能性がある。
技術は外注して、自分は業界知識とマーケティングに集中する。そういうやり方ならありかもしれない。
失敗談から学べる本当に大切なこと
今回の海外投稿で一番大事なポイントは、実は別のところにあると思う。
それは「まず売れるか確認してから作れ」ということ。
海外では「Build in public」とか「Validate before building」っていう考え方が広まっている。
つまり、いきなり完璧なものを作らない。まずはアイデアをSNSで発信して、興味を持つ人がいるか確認する。簡単なランディングページを作って、事前登録を募る。
それで反応がなければ、そのアイデアはやめる。反応があれば、そこから開発を始める。
これ、SaaSに限らず、どんなビジネスでも使える考え方だよね。
俺がやっているeBay輸出でも同じ。いきなり大量に仕入れない。まず少量で出品してみて、売れるか確認する。売れたら仕入れを増やす。
この「小さく試して、反応を見て、拡大する」というやり方は、年齢に関係なく使える。むしろ50代こそ、リスクを抑えてこのやり方で進めるべきだと思う。
50代でもできる「失敗しにくい」ネット副業
SaaSはハードルが高いけど、50代でも始めやすいネット副業はある。
一つ目は、物販。
俺がやっているeBay輸出もそうだけど、国内転売、Amazon販売、メルカリ販売など、選択肢はたくさんある。
プログラミングスキルは不要。必要なのは、リサーチ力と地道な作業を続ける根気。
二つ目は、コンテンツ販売。
自分の経験や知識をまとめて、noteやBrainで販売する。電子書籍を出す。オンライン講座を作る。
50代なら、仕事や人生で積み重ねてきた経験がある。それを言語化して、必要としている人に届ける。これはむしろ若い人より有利な部分だと思う。
三つ目は、ブログやYouTube。
時間はかかるけど、初期投資はほぼゼロ。失敗しても大きな痛手にはならない。
広告収入だけじゃなく、アフィリエイトや自分の商品販売につなげることもできる。
まとめ:海外の情報は参考にしつつ、自分に合った道を探そう
今回、海外で話題になっていた「6つのSaaSを作って顧客ゼロ」という失敗談を取り上げてみた。
正直、SaaSビジネスそのものは50代から始めるには厳しいと思う。技術的なハードルが高すぎるし、学習に時間がかかりすぎる。
でも、この失敗談から学べる教訓は、どんなビジネスにも応用できる。
「作ってから売るな、売れるか確認してから作れ」
「マーケティングを後回しにするな」
「競合をちゃんと調べろ」
これらは、物販でもコンテンツ販売でも、同じように大切なこと。
海外の情報は、最新のトレンドを知るのに役立つ。でもそのまま真似するんじゃなくて、自分の状況に合わせてアレンジすることが大事だと思う。50代には50代の戦い方がある。焦らず、でも着実に、自分に合った副業を見つけていこう。

