頭がバグる会社に勤めてる話4

面接当日:いよいよ面接の時間

会議室に通された。この建物全般に言えることだが、センスがおかしい。なぜに会議室の全ての開口部に障子が貼ってあるのか?

謎である。

相当、癖強めのデザインである。
きっと癖強めの人が考えたのであろう。

社長登場、誰とも目は合わさず席に着いた。
60歳くらいか。
縄文系の顔をしている。作業着を着ており、腕を肘までまくり上げていた。

腕には、黒色の入れ墨が、手首まで入っていた。
顔は、木梨憲武みたいな顔だ。

なかなかいかついのー!
とか思いながら、流れを待った。

派遣会社の営業マンが、なんとなく会話を始めて、なんだかグダグダと自己紹介と職務経歴の説明を促された。

就職面接並みにしっかりと説明をした。
そしたら、やっと社長が話し始めた。この社長、無口な人かと思ったら、まあよくしゃべる。結局1時間くらい、社長の経歴から、会社説明、持論まで説明された。ただ、あまりにも内容が薄い。。。

その時点で、なかなか癖あるな。。。と思ったが、まあ悪い人ではなさそうだった。
一通り、話が終わった後、言うべきことはいっておこうと思い、自分は法人を運営しているので、残業はあまりできないこと。遠まわしに、長く勤めるきはないことを伝えた。あと不安障害で1年、仕事してなかったことも伝えた。

なんだか目が泳いでいた。。。。

そんなこんなで、まあ勤めてくれということにはなった。
社長との別れ際、社長の腕を見て度肝を抜かれた。

入れ墨だと思っていたのは、なんと腕毛だった。
そう、この社長、異様な剛毛体質だったのだ。

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