半年待って買った8,000円のバッグが、14年分の過去を手放させてくれた

50代のリアル

セカストで半年間、売れ残っていたバッグ

去年の夏頃だったかな。近所のセカンドストリートでAERのスリーウェイバックパックを見つけたんだよね。

ダークネイビー。状態も良い。8,000円。

でもさ、8,000円って微妙に高いじゃん。中古なのに。その日は「まあいいか」って帰った。

で、正月。なんとなくまたセカストに寄ったら、まだいた。あのバッグ。

半年も売れ残ってたんだよ。なんか運命感じちゃってさ。今度は迷わず買った。

3個目のAER

実はAER製品を買うのはこれで3個目。

今使ってるのはAERのショルダーバッグなんだけど、容量が足りなくなってきてた。薬とか爪切りとか、細々したものを百均のケースに入れて持ち歩いてるんだけど、それを入れるともうパンパン。

AERは丈夫だし、機能的だし、デザインもシンプルで好き。だからまたAERにした。

新しいバッグで通勤したい。そういう単純な気持ちもあった。

押し入れから出てきた、前の会社時代のバッグ

新しいバッグを買ったついでに、押し入れを整理したんだよね。

そしたら出てきた。前の会社で使ってたバックパック。

久々に見たら、ゴムの部分が完全に腐ってた。ペンのインクが染み出してシミだらけ。正直、ひどい状態。

でもさ、なんとなく捨てられなかったんだよ。14年間勤めた会社。その14年間、毎日一緒に通勤したバッグだから。

今回、久しぶりに手に取って思った。「もういいかな」って。

バッグを変えるって、そういうことだった

8,000円のバッグを買っただけ。そう言えばそれだけの話。

でも俺にとっては、ちょっと違った。

前の会社を辞めて、今は派遣社員。50代で再出発。正直、不安もあるし、前の会社にいた頃の自分を引きずってる部分もあった。

あのボロボロのバッグを持ち続けてたのも、たぶんそういうこと。過去にしがみついてたんだと思う。

新しいバッグを買って、古いバッグを手放す。それだけで気持ちが軽くなった。14年分の過去と、ちゃんと決別できた気がする。

半年待ったから見えたこと

去年の夏に即買いしてたら、ただの衝動買いだった。

半年待って、まだ欲しいと思えた。だから買った。これって「本当に必要なもの」だったってことだよね。

50代になると、物を増やしたくない気持ちが強くなる。だからこそ、買うなら本当に必要なものだけにしたい。

半年間セカストで売れ残っててくれたあのバッグ、ありがとうって感じ。

毎日の通勤が、ちょっとだけ楽しみになった

派遣先への通勤。正直、テンション上がるものじゃない。

でも新しいバッグを背負って家を出ると、なんか気分が違う。

8,000円の投資で、毎日の気分が変わる。安いもんだよね。

物を変えると、気持ちも変わる。50代の再出発には、こういう小さなきっかけが意外と効くんだなって思った。

過去を手放すのに、特別な儀式はいらない。新しいバッグを買って、古いバッグを捨てる。それだけでいい。

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