1年間の充電期間のあとに待っていたもの
前の会社を辞めて、1年間休んだ。
50歳手前で1年も無職って、普通に考えたらヤバいよね。でも当時の俺には必要な時間だった。心も体もボロボロだったから。
で、充電完了。さあ働くぞ、と。
家具設計の仕事を見つけて、意気揚々と入社したわけ。ものづくりは好きだし、設計の仕事なら長く続けられそうだなって。
結論から言うと、3ヶ月で辞めた。
入社して感じた違和感の正体
最初の1週間で「あれ?」って思った。
年功序列がガチガチ。新しいやり方を提案しようものなら「うちはずっとこれでやってきたから」の一言で終了。CADソフトも古いまま。効率化?なにそれおいしいの?って感じ。
給料は手取り18万ちょい。50歳でこれはキツい。まあ、それは入る前からわかってたから仕方ない。
でもさ、許せなかったのはトイレ掃除だった。
週に1回、当番制でトイレ掃除がある。それ自体は別にいい。問題は、掃除道具がボロボロで、洗剤もケチってて、明らかに不衛生な状態を放置してるってこと。「昔からこれでやってるから」って。いや、だから何?
会社の姿勢が見えた気がした。
以前の俺なら我慢してた
30代、40代の頃なら耐えてたと思う。
「とりあえず3年」とか「すぐ辞めたら履歴書に傷がつく」とか、そういう呪いみたいな言葉を信じてたから。実際、合わない職場で何年も我慢して、結局体壊して辞めるってパターンを繰り返してきた。
でも50歳になって、計算しちゃうんだよね。
定年まであと15年。健康に働けるのはもっと短いかもしれない。
この貴重な時間を、変わる気のない職場で消耗するの?マジで?
答えは明らかだった。
半年ルールを自分に課すことにした
退職届を出すとき、上司に言われたよ。「もう少し頑張れないの?」って。
無理っす。
で、この経験から俺なりの判断基準ができた。半年経っても改善の兆しがない職場は見切る。
半年あれば、その会社の本質は見える。人間関係も、仕事の進め方も、将来性も。「もう少し」って言い出したらキリがない。半年がちょうどいい。
もちろん、どこ行っても完璧な職場なんてない。多少の不満は当たり前。でも「ここにいたら自分がダメになる」って直感があるなら、それは信じていいと思う。
若い人に伝えたいこと
20代、30代の人がこれ読んでたら、伝えたい。
合わない環境からは逃げていい。
「逃げ」って言葉にネガティブなイメージあるけど、違うから。自分を守る戦略的撤退だから。
俺は50歳になってやっと気づいた。もっと早く気づいてたら、もっと違う人生だったかもしれない。でも今からでも遅くないと思ってる。
今はeBayで副業しながら、派遣で働いてる。収入は安定しないけど、精神的にはずっとマシ。自分で選んでる感覚があるから。
ダメな職場で我慢する時間は、人生の無駄遣い。それだけは確かだよ。
