3週間、何も動かなかった
FX自動売買ボットを作ってる。
Claude使って、ラズパイで24時間動かす計画。夢があるじゃん。寝てる間にお金が増えるとか、最高でしょ。
でもね、3週間ハマった。
エラーは出ない。ログも正常。でも取引しない。ポジション持たない。何も起きない。
毎日コード見直して、「ここかな?」「あそこかな?」って丁寧に指示出してた。「この部分を確認してください」「このロジックを見直してください」って。
AIは毎回「確認しました」「修正しました」って返してくる。でも動かない。
3週間だよ。21日間。毎晩2〜3時間、仕事終わってから向き合って。進捗ゼロ。
ついにキレた
ある夜、限界が来た。
丁寧な指示?知らん。礼儀正しいプロンプト?どうでもいい。
俺はAIにこう言った。
「日利1%出るまで止まるな。全部見直せ。動くまでやれ。」
怒りをそのままぶつけた。50代のおっさんがAI相手にブチギレてる図、冷静に考えたら相当やばい。でもそんなこと考える余裕なかった。
そしたらさ。
その日のうちに全部入れ替わった。
ロジック見直し、パラメータ調整、エントリー条件の再設計。AIが一気にやり始めた。夜中までガリガリ動いて、朝起きたら取引始まってた。
3週間動かなかったものが、1日で動いた。
何が違ったのか考えた
冷静になって振り返ると、俺の指示の出し方が悪かった。
「ここを確認して」って言うと、AIはそこだけ見る。「問題ないです」って返す。実際、その部分は問題ないんだよ。でも全体として動かない原因は別にある。
俺は「部分」を指示してた。AIは言われた「部分」だけ対応してた。
でも「日利1%出るまで止まるな」って言ったら、AIは「結果」から逆算し始めた。動かない原因を自分で探して、必要な修正を自分で判断して、全部やった。
ゴールを示したら、手段は勝手に考えてくれた。
これ、人間の部下に指示出すのと似てるかもしれない。マイクロマネジメントすると動きが小さくなる。任せると勝手にやる。
50代がAIと付き合って気づいたこと
俺は派遣社員だ。若い頃はエンジニアだったけど、今は現場でコード書く機会も減った。
だからAIに丁寧に接してた部分もある。「俺より賢いんだろうな」って。「失礼なこと言ったら動かなくなるかな」って。
バカだよね。相手は機械だ。
遠慮してる場合じゃなかった。欲しい結果をはっきり言えばよかった。
「動くものを作れ」「利益が出るまでやれ」「できるまで終わるな」
乱暴に聞こえるかもしれない。でもこれが一番伝わる。
ブチギレを推奨してるわけじゃない
誤解しないでほしいんだけど、AIに怒鳴れって話じゃない。
言いたいのは、遠慮するなってこと。
「こんなこと頼んでいいのかな」「細かすぎるかな」「無理言ってるかな」
そういう遠慮が、かえって指示を曖昧にする。AIは曖昧な指示には曖昧な対応しかしない。
具体的に、はっきり、欲しい結果を言う。それだけ。
3週間の俺は、丁寧に見えて実は曖昧だった。「確認して」は曖昧。「日利1%出せ」は具体的。
今、ボットは動いてる
あのブチギレから、ボットは稼働し続けてる。
まだ日利1%は安定してない。でも取引は始まった。データも溜まってきた。改善のサイクルが回り始めた。
3週間の停滞が嘘みたいだ。
50代でも新しいことは学べる。AIとの付き合い方も、試行錯誤しながら覚えていくしかない。
次にハマったら、また遠慮なく言う。「動くまでやれ」って。
だってさ、相手は機械なんだから。傷つかないし、怒らない。こっちが遠慮してる分だけ損するだけだよ。
