晴れの日なのに、なんでこうなった
先日、息子の小学校卒業式だった。
6年間、よく頑張ったよね。コロナで行事がなくなったり、友達との関係で悩んだり。それでもちゃんと卒業できた。親として、素直に嬉しかった。
式が終わって、写真撮って、友達と別れを惜しんで。いい一日だったはずなんだよ。
でもさ、家に帰った瞬間よ。
ゲーム。即ゲーム。
まあ、卒業式だし、今日くらいはいいかって最初は思ってた。でも夕飯の時間になっても、声かけても「あと少し」の繰り返し。宿題は?って聞いたら「春休みだから関係ない」って。
なんか、プツンときちゃったんだよね。
言い過ぎた言葉は取り消せない
「お前さ、ゲームだけで生きていけると思ってんの?」
気づいたら、こんな言葉が口から出てた。
「中学になったらもっと勉強難しくなるんだよ」「今のままじゃどこにも行けないよ」「甘えてんじゃねえよ」
止まらなかった。
卒業式っていう特別な日に、なんでこんなこと言ってるんだろう。頭の片隅ではわかってた。でも、日頃の不満が全部噴き出した感じで、止められなかったんだ。
息子は黙って下向いて、最後は自分の部屋に行っちゃった。
晴れの日の夜に、最悪の空気。
本当は不安なんだよ、親も
一人になって、ちょっと冷静になった。
なんであんなに怒ったんだろうって考えたら、結局は不安なんだよね。
勉強しない息子を見てると、この先大丈夫かなって。中学、高校、その先。自分が派遣で働いてて、安定とは程遠い生活してるからさ。子供には少しでもいい道を歩いてほしいって思う。
でもそれって、押し付けじゃん。
自分の不安を、子供にぶつけてるだけじゃん。
そう気づいたら、すげえ後悔した。
翌日、素直に謝った
次の日の朝、息子の部屋に行った。
「昨日は言い過ぎた。ごめん」
それだけ伝えた。
息子は「別に」って言ってたけど、その後は普通に話してくれた。子供って、大人が思うより器が大きいのかもしれない。こっちが素直に謝れば、ちゃんと受け止めてくれる。
今は仲直りできてる。でも、あの夜の後味の悪さは、正直まだ残ってる。
環境を整えるしかできない
勉強しろって100回言っても、本人がやる気にならなきゃ意味ない。
それはわかってる。わかってるんだけど、つい言っちゃうんだよね、親ってさ。
結局、俺にできることって環境を整えてあげることくらいなんだと思う。静かに勉強できる場所を作るとか、興味持ちそうな本を置いておくとか。あとは本人次第。
無理やりやらせても、身につかないしね。
中学生になったら、また色々変わるかもしれない。友達の影響で急に勉強し始めるかもしれないし、逆にもっとゲームにハマるかもしれない。
どっちに転んでも、あの夜みたいにブチ切れるのはやめようと思う。
言葉は取り消せないから。
卒業式の思い出が「親父にキレられた日」になるの、やっぱ嫌じゃん。
次は中学の入学式。今度こそ、いい一日で終わらせたいよね。

